ミキサーの使い方講座
初級編!!

君がッ
使い方を覚えるまで!!
教えるのをやめないッ!!

K.B.R. society the KALUA  
最低限知っていれば困らないミキサーの使い方(特にボーカル必見!!)

機材全般に共通する扱い方心得


大切に「愛を持って」扱ってくれれば問題ありません。
具体的には、電源を切ってからコードを抜く、ケーブル類を抜くときは根元から抜く、ケーブル
類は取り出しやすいように巻いて整理してクリアケースにしまう、などです。






<準備段階>
@ミキサーの後ろに、マイクのケーブル、キーボードのケーブルをつなぐ。
  
*マイクは"MIC"(一番下)、キーボードは"LINE"(下から2番目)に入れます。
*それぞれコントロールしたい番号のところに接続してください。




Aモニター(ボーカルの音を確認するためのスピーカー、「返し」と言います、横にして使ってい
る小さい方)
メインスピーカー(主にキーボードやホーン、ストリングスの音を出すためのスピーカー、立て
て使っている大きい方)
この二つにミキサーから出ているケーブルを接続する。
           
(黒い方をモニターへ、透明な方をスピーカーへ)
(注)透明な方は特に壊れやすいので、抜く時は根元から抜いてください。
*モニター、スピーカーに2つ穴がありますがどっちでもOKです。
*モニターは左右を確認して接続してください。





Bコンセントを接続して電源を入れる
ミキサー自体の電源は裏の右端にあります(二つありますが、大きい方が電源です)
 
*ミキサーに付属している各種電源を一括しているコンセントです。
(注)外れやすいので接続したらガムテープ等で固定しましょう。




Cミキサーの下にあるそれぞれの電源を入れて、スピーカー&モニターのパワーアンプ
のつまみを上げる(印を基準に合わせる)。


 この二つがメインスピーカー(上)とモニター(下)のパワーアンプ。
一番上の主電源(パワーサプライ)で下の4つの電源類は統括しているので他の電源はONの
ままで大丈夫です。
(注)主電源を切るときは、必ず2つのパワーアンプのつまみはゼロにしてください。

↓これはパワーアンプじゃないよ。
 
*一番上が全ての電源を統括しているパワーサプライ。その下がリバーブ(音を響かせる機
能)、その下がコンプロセッサ。(この二つについては上級編で。。。)

11/21更新
上級編:リバーブの使い方
上級編:コンプレッサーの使い方


Dミキサー本体の操作方法
 
*全体像。
  

<ミキサー操作、総論>
大まかなイメージとしては、接続したマイク、キーボードから取り込んだ音をミキサーに取り込ん
で、ひとまとめにしてスピーカーから出すという感じです。

ミキサーは、音をまとめるとともに調整をして最適な音響を作り出します。
その仕事を"PA"(Public Address system=場内用拡声装置)「ピーエー」と言います。
ライブハウスではプロのPAさんが調整してくれます。


STEP1、音の入り口を開こう!!(これが無いと音がミキサーに入りません!!)
 
*一番上の白いつまみでマイクやキーボードの大まかな音量を調節する。
"GAIN"(ゲイン)と呼びます。半分くらいが適当。
*マイクに向けて声を出してミキサーの下の緑のランプが光れば音が入っている印。


STEP2-1、音の出口を開こう!!(モニター編)
ゲインの下の赤い、AUXと書いてあるつまみ1,2で左右のモニターの調節をします。
 
*意外と忘れがちなのが、右端にあるAUXの全体音量を統括するつまみ(16番の隣にあ
る)。
 これが入っていないと個別のつまみをいじっても音が出ません。

*調整したらマイクに声入れて、モニターから音が出ているか確認してみましょう(声を出す人
と確認する人がそれぞれいると効率がいい)


STEP2-2、音の出口を開こう!!(メインスピーカー編)
  ← 一番下の白い上下に動くつまみで各音量
を微調整します。
  ← ここでも同様に全体音量を統括するつ
まみを忘れずに。
*モニター同様、メインスピーカーからも音が出ているか確認してください。
<つまみの調節に関して>
回すつまみに関しては半分程度、上下に動かすつまみに関しては7割程度を目安に調整してく
ださい。


<アドバイス>
マイクをスタンドに並べる際、個別のミキサーとの対応が分かるように、番号順に並べる
と、個別に操作しやすくなります。
基本的に練習の時にはこの程度を知っていれば準備ができると思います。



ハウリングについて


ミキサーを操作していると「キーン」という音が鳴ることがあります。
これは、マイクをモニターやスピーカーに向けてしまうと起きる現象で、「ハウリング」といいま
す。
「ハウってるよ! ハウってるじゃん!はやや!」
とよく言います。
まず、どれかマイクをモニターに向けていないかチェックしましょう。
ボーカルは歌っていないときにマイクをモニターに向けないように注意してください。
それでも収まらない場合は、それぞれ設定したつまみやレベルを下げるなどして、ハウらない
程度に調整してみてください(特にモニターの個別のつまみの下にある「リバーブ」のつま
みを上げすぎている時にハウることが多いです)


最後に、片付け
マイク、キーボードのコードを抜く際の注意。
ミキサーのゲインとボリューム、パワーアンプのボリュームを下げてから抜くようにしてく
ださい。
うっかり下げ忘れたまま抜けると「ブチッ!」と悲しい音が鳴ります。機材の損傷につながる
ので気を付けて下さい。
コード類はきれいに巻いて、マイクは袋にしまいましょう。



★追伸、機材を扱えることのメリット★


これらのことができるようになれば、練習のセッティングがすばやくできるようになり、練習時間
が多く確保できます。(三田祭では演奏時間)また、機材の損傷が少なくなれば、メンテナン
スの費用が予算から削減され、より良い機材への投資につながり、カルア全体の機材のレベ
ルが上がります。

今回の三田祭においてカルアの機材を使ってライブをする際にC年の皆さんにPAを任せ
るのでそれまでには是非マスターしておきましょう。


さらに

★ボーカルは機材のセッティングに時間がかからないので、手の空いた人は時間のかかる
ドラムセットの準備・片付けを手伝うなどして練習バンドの入れ替えをスムーズに行えるとい
いと思います。

★練習枠、演奏枠をお互い有効に使いたいですね。

★ドラムセットのセッティング方法が分かると、仕事の際にもスムーズに行えるので良い
ことだらけだと思います。←これは来年の仕事のときに出来ないと仕事になりませ
ん!!
                            
以上、後は任せたぞ! こんちくしょ〜〜〜〜!!!!